日本3大どや街(東京山谷・横浜寿・大阪釜ヶ崎)で知られる、横浜市中区寿町に令和元年6月1日、横浜市「寿町健康福祉センター」がオープンしました。
その中に「ことぶき協働スペース」が開設されています。(http://kotobuki.space)
寿町といえば、昼間から酒飲みがたむろしたり路上に寝ていたりとあまりいいイメージはないと思いますが、近年、外国人観光客も宿泊したりして、ちょっとこぎれいな街に生まれ変わっています。(まだ、たむろしている人はいますが)
誰もが住みやすい街をめざして、一緒に学びあえる場、語り合える場である、みんなの「ことぶき協働スペース」の事業が実施されています。
知人から7月に「横浜のまちづくり」「四万十のまちづくり」「タイのまちづくり」「若者のまちづくり」の勉強会に誘われました。今、福祉の現場でも「地域連携」が叫ばれる中、どのように具現化するのか模索する中で、全く違う次元の人たちがあっけなく地域連携を実現していることを目の当たりにして衝撃を受けました。
8月には「SDGs誰一人取り残さない社会」を実現するための「障害」に関する世界標準と日本の取り組みの勉強会でした。国連ESCAP秋山愛子さんほか、世界で活躍する方を招いての勉強会、障害者権利条約や条約を批准するために必要な国内法の整備で「障害者差別解消法」や「バリアフリー新法」など、障害者を取り巻く法制度のことを学びました。
「バリアフリー」や「社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)」についての動きを多様な観点から考えるいい機会でした。はっきり言って、自分の身近な場所で、世界のことが学べるなんて「ことぶき協働スペース」の勉強会おそるべし。寿町を散歩がてら訪問してみてはいかがでしょうか。
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インクルーシブな地域・社会を作ろう!
国連と障害
日本社会への課題
秋山 愛子
EQUALITY・・・イクワリティ 平等
EQUITY・・・・エクイティ 公平
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(秋山氏の資料から抜粋) |
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